12日目(2014年9月12日)
Agés – Burgos(27.5キロ歩行)
月が青白い光を放ち、満天の星が頭上にある間の歩行ではいろいろなことを考えます。
家族のこととか、大好きだった二つの会社を辞めたことと、でも、そのおかげで新しい知見を身につけられてること。それから、これからのこと。明るいネタもあれば、暗いネタもあります。まぁ、いろいろです。
太陽がでたらなぜか余り考えない。綺麗だなぁとか、おお、こんなに歩いたぜ。とか、思うくらいです。
ともかくも、毎朝、頭をよぎるネタが違うのは、一つ一つ思考を整理しているかもしれません。
今朝のそんな時間に考えたこと。
それは「孤独」について。
ほぼ毎日一人で歩くのに、なぜか今日は孤独感でいっぱいになりました。
その時、思い出したのは、前職の同僚がくれたメッセージ。
彼女は退職プレゼントである「巡礼ガイド」の寄せ書きに、綺麗な字で、こう書いてくれました。
人は
自分の道に
踏み出した日から、
必ず
一時期、
孤独になる。それまでの
道を離れ、
次の通りに
出られる日まで。だから
孤独に
なったって
いい。
自分のキャリアにおいても、今、目の前にあるリアルも、まさにその通りな状況。太陽が顔を出すまでの間、しばらくメソメソしながら歩いてました。
ま、こんな日もあるよね。
明日はオフ。
ブルゴスの街を観光してきます。
追記 : おセンチな気分は私が置かれてる環境と言うよりは、スーパームーンで普段より月がデカイせいから。きっと誰でもそうなるハズ?笑。意図せず、精神的デトックスが出来てるのかもね。