Day3▶︎オマルと野戦病院。

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3日目(2014年9月3日)

Pamplona→Puente la Reina(24キロ)

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朝六時半にパンプローナを出発。スペインは夜が明るい代わりに朝が遅い。まだ、時差が残っている体調で昨夜のワイン一本はチトやりすぎた。

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市内を抜けて山に入る。途中、日の出や雲海あり風車あり教会あり、葡萄畑あり……ヤバイ、とてもステキじゃないか!!

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途中で会ったのが、アルゼンチンからきた海洋開発のエンジニアのオマル。なかなか私の名前は覚えてくれなくて「えーと、君、なんて名前だっけ?」と二回聞かれるが、あなたの名前は一発で覚えました。だって、オマルだもの。

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そんなオマルには、そんじゃ「トコ」(本当はトモミ)と呼ぶのでどう?と、スペイン語で演奏すると言う意味の単語を提案。その後は、会う度に、「おー、トコ!トコ、足は痛くないかい?」と、完璧に覚えてくれた。

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そんなこんなで結構楽しくプレインテ・ラ・レイナに到着。ここまでで六時間半歩いてる。途中休憩ほぼなし。

はー、疲れた!シャワー浴びてセルベッサ、セルベッサ〜

調子にのっている時は要注意デス。

私が泊まるホテルはね、booking.comですごい評価が高いんだよー。などと道中の仲間に自慢していたのに、

あれ?あれ?あれ?泣

地図上にそのホテルがナイ!

改めて自分が予約したホテルを調べてみると、七キロ前、二時間前にそのホテルの前を、ステキだなー、でも、こんな所にホテルがあって誰がとまるんだろう、と、コーラをグビグビ飲みながら通りすぎていたことが判明しました。

 

前に進むならまだしも戻るなんてあり得ない。七キロって車だとと飛ばして十分。でも歩くと二時間くらいかかる。

とてもステキな宿だったけど、その宿には100%キャンセル料を払ってでも、目の前の野戦病院のようなアルベルゲに泊まるしかない。

早くしないとこの野戦病院でさえも、コンプリト(満室)になってしまう。

五ユーロだし、牧師さんは優しいし、失敗の代償としては、さほど痛くない!(と自分にうそぶいてみる)

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でも、シャワーを浴びて、ビール飲んでピンチョス食べて人から貰ったスイカをたべたら元気に。

他のペリグリーノ(巡礼者)とそんなに交流がないのが気になるが、初日だからそんなものなのだ、と割り切ろう。今日はもうメンドーなので晩御飯も簡単にして、サッサと寝てしまおう。

起きたら、こんな人がいた。やっぱり野戦病院だよ。

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