Day30▶︎WiFiはもはや基本インフラ。

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30日目(2014年9月30日)
Villafanca del Bierzo滞在

ホテルを出発して歩いていたら、車でオーナーの奥さんが通りかかった。奥さんが私を見つけて、車を降り、昨日はサービスできなくてすみません、と謝ってきた。私は昨日丸暗記したスペイン語で弔意を述べて、ハグしあった。

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朝、ホテルから見える景色。ガリシア海が近いため湿気がおおく、山にあたり、霧が発生。

とても居心地の良い村なので、もう1日滞在することにしたが、今日はアルベルゲに泊まる。

寄付や公営で成り立つアルベルゲは潔癖症の私には直視出来ないものも多い。価格は大体5ユーロ。民間のものは10ユーロ。

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ケッペキショウの私は伝統的なアルベルゲではなく、モダンなアルベルゲを選んでしまうが、あまり人気がない。

民間のほうが清潔でサービスがよいが、前者のほうが人気。前者はトラディショナルな性質なため、「巡礼」に重きをおいている。全員で食事を作ったり、お祈りしたり、など、コミュニケーションが必然になるので、トラディショナルなほうが人気なのは、清潔さよりもコミニティー力が魅力なのだろう。昨日、遊びに行ったアルベルゲでは楽器演奏をしていた。

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私が清潔感で選んだアルベルゲはみたところ稼働率40%。そして、私はアルベルゲで一番良い位置にある六人部屋を一人で占有。こっちのほうが良いと思うのだが、なぜかあっちのほうに集まる。

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6ベッドもある部屋を独りで使う。ちと寂しいいのである。

”清潔感” <” コミニティー”

ただ、どんな宿でも僻地のバルでもほぼ100%wifiを完備している。ほぼ全員がスマホをもっているからだ。

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節約したいペリグリーノ(巡礼者)は、普通の音声通話ではなく、wifiがある所でスカイプで通話。どこのキャリアとも契約してない人も多い。

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私も、最初はwifiだけで乗り切ろうと思ったが、山で迷子になったら困るので15ユーロ分のプリペイドsimを買っている。ただ緊急用と電話予約用なので、ほとんど使ってない。

ここでは通信回線は「水道」みたいなもの。オーナーが設置するもののユーザーは基本タダで使う。人がいる所には必ずアル。品質は様々。

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今、手にしてるiPhoneがなければ、この巡礼もビビりすぎて来れなかったかもしれない。

地図、辞書、カメラ、ノート、ガイドブック、他のペリグリーノと情報交換するLINEなどのメッセージ機能などなどに非常に助けてもらってる。

今も、バルでお店の人にwifiのパスワード入れてもらって、タコを食べながら、iPhoneをいじってます。

タコ。

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そう。

ハモン、ぶた、うし、ヒツジとスペインの大地を巡り、それぞれの地域の食材を食べてきましたが、遂に、最終章のメインであるタコ(ガリシア海のプルポ)に到達しています。

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この旅もあと二週間。
明日から最後の山場へと参ります。これからは休みなし。
vamos!

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