Day25▶︎メオト・カミーノは呑気でお気楽。

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25日目(2014年9月25日)
Rabanal del Caminos→Molinaseca(28キロ歩行)

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メオトカミーノ二日目。頭上に一面の星が瞬く朝の6時。新月なので月はなし。吐く息は白い。

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夜明け前のカフェ。吐く息が白い。標高が高い。

真っ暗で絶景エリアなのになんも見えない。他のペリグリーノもいない。

出るのがちょっと早過ぎたかなと思ったが、夫は、わー、すげー星!。360度星空だ!と、大感動中。笑。

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寒くて6キロ歩いた所のカフェに駆け込んだら、カナダ人のおばちゃんペリグリーノが「うちと同じくらい寒いわー」。

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カフェ・ソロの儀式中。

ちなみに標高は1515m。

ヒースやクヌギの低木がはえていて、いままでの景色と全く違う。空気はガリシア海が近いため、適当に湿っていて爽やかで緑が豊富。日本のように高い木がないので、周囲がよく見渡せる。尾根には大概風力発電の風車があり、不思議な光景が異国風情を醸し出してる。

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夫の後姿。足手まとい(失礼!)になるかと思ったら、意外に全然へーき。やるな!

この感動的な大自然を記録し共有出来ないのが非常に残念。ドイツ人の女の子がGo-Proで撮った写真はすごかった!ダイナミックな写真はやはりGo-Proだろう。

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夫がいると自分が写っている写真が増えます!

 

ところでメオトカミーノは結婚23年だけあって、勝手に止まったり、勝手に食べたり。全く気兼ねナッシング。呑気なカミーノでした。

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とは言え、8時間カミーノはきつかった。ようやく到着した街でシャワーも浴びずに一リットルのビールをイッキ。

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ビール1リットル+3ピンチョスで5ユーロ。安いから、もう1杯。

ヘロヘロでグタグタな所に顔見知りの70歳を超えたじいさま、ばあさまが通りかかり、次の街まで行くと言う。

ひょえー!!
更に後8キロも歩くんですか!
つまり10時間歩行!

日本もそうだけど、お年寄りのほうが元気だな・・・。

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高原のリゾート。木製のオスタルが並び、食事は羊や鴨などの大好物のクサイ系!